介護職員初任者研修を修了して介護の現場となる職場へ初出勤する時、多少なりとも緊張や不安を感じるものです。
職場の人と上手くやって行けるか、あるいは介護を行う対象となる方とのコミュニケーションを上手く取れるか心配になるかもしれません。
どちらにせよ初めて介護施設に初出勤する時の第一印象というものは非常に重要です。
まず覚えておきたい点として、すでにその介護施設で働いている人や介護を受ける側の人も、新しい人がどのような人物なのか多少なりとも不安があるということです。自分だけが不安なわけではないということを理解しておきましょう。
まず初出勤したなら自分の方から自己紹介を行って挨拶をすることが大切です。相手が挨拶をしたから自分も挨拶をするというスタンスであれば、「自分から挨拶を行うことができない人物が来た」と思われてしまいます。まずは自分から挨拶をするよう心がけましょう。
続いて実行したい点としてはメモを取ることの重要性をあげることができます。業務の流れや各仕事の行い方をメモして後で復習し早く仕事に慣れるということは絶対条件ですが、それに加えて介護を行う対象者についてのメモを取っておくことが重要です。
一人一人の介護を行う上でどのような点を注意しなければならないのか、あるいは食事面や栄養管理、精神的な状況などを把握しておく必要があります。
人間の脳は1日でかなりの事柄を忘れてしまいます。メモもせずに一回で全て覚えることはほぼ無理といっても過言ではありません。
しっかりと人と仕事に向き合う姿勢を示すと、周りも早く仲間として受け入れてくれやすくなるでしょう。
最初の印象は重要です。自分から挨拶を行いメモの習慣を身につけることをおすすめします。